春の献立「貝汁」「筍の炊き込みご飯」「菜の花の天ぷら」を作ってみんなで囲みました!

2022年3月4日 月一スタッフお料理会

 

3月に入り、こちら南国鹿児島も日中はぽかぽか陽気の日も増えてきました。
歩いていると早咲きの桜を見かけたり、木々が芽吹いていたり春がもうすぐそこまで来ているんだなぁと感じます。

ということで、今回のテーマは「春」。

これから旬を迎える春の食材をふんだんに取り入れて、
「やまぶき」を使った「あさりの貝汁」。
「母ゆずり淡口」を使った「炊き込みご飯」。
「あったら便利つゆ」で食べる「菜の花や新玉ねぎの天ぷら」。
そして箸休めに、
「母ゆずり淡口」で「切り干し大根の煮物」
の 4 品を作ってスタッフみんなで囲みました。

まずは前日の夕方に、あさりの下準備から。

あさりの砂抜きをします。500cc の水にペットボトルのキャップ 2 杯分の塩を混ぜ、海水と同じ塩分濃度の塩水につけます。男性スタッフより「水は少なめの方がいいよ!多すぎるとあさりが酸欠になるらしいよ。」とアドバイスを頂き、バットに並べることにしました。あさりが浸かるぐらいに塩水を入れて、冷蔵庫へ。
翌朝に見てみると、管を長く伸ばしたあさりが、勢いよく水をピューッと弧を描くように吐いていました。

次に筍の炊き込みご飯の準備に取り掛かります。
今回は、生の筍はまだ、見つけられなかったので、水煮の筍を使いました!
具材を切っていきます。筍と人参と油揚げでシンプルに。筍の穂先は見た目も良いように大きめに切りました。

味付けは母ゆずり淡口のみ。4 合に対して母ゆずり淡口 80cc が目安です。あとは、通常の目盛りの所までお水を入れたら OK !そこに具を入れて炊き上げます。

同時進行で、天ぷらの野菜と切り干し大根の煮物の材料も切っていきます。

菜の花はさっと洗い、しっかりと水を切ります。
新玉ねぎはバラバラにならないように、接続部分を残し、くし切りに。

立派なさつま芋も手に入ったので、新玉ねぎと合わせて “がね” も作ることに。
“がね” は野菜千切りにして、タネに「母ゆずり淡口」で味つけ。

次は、母の味、「切り干し大根の煮物」を作ります。
こちらは、切り干し大根と、干し椎茸、人参、油揚げを千切りに。全ての材料を、まず炒めて、軽く火が通ったら、酒、みりん、砂糖、「母ゆずり淡口」と水を入れて煮込んでいきます。

次に、貝汁を作ります。砂抜きが終わったあさりを洗って、沸騰したお鍋に入れて、軽く煮たたせます。アクを丁寧に取り除き、あさりの口が開いたら、お味噌を入れます。
あさりから、旨味たっぷりの出しが出るので、味付けは「やまぶき」のみ。お椀に注ぐ前にネギを入れたら完成です。

11 時すぎ、いよいよ、天ぷらを揚げ始めます。
2 つの鍋で、揚げていきます。13 人分の大量の天ぷらですが、油の温度が下がらないように、少しずつ丁寧に揚げていきます。菜の花は、油に入れると、緑が鮮やかで衣が花のようでした。がねもカリッと揚がりました。

天ぷらを揚げている間に、ご飯も炊き上がりました。筍に人参のオレンジ色がさし色になって、彩も良く炊けました。醤油の香が、食欲をそそります。
切り干し大根の煮物の煮物もしっかりと煮込まれて、完成です。天ぷらも全部揚がり、
12 時 10 分、みんな揃って頂きます。

切り干し大根の煮物の煮物もしっかりと煮込まれて、完成です。天ぷらも全部揚がり、
12 時 10 分、みんな揃って頂きます。

筍をたっぷり使って炊き上げたアツアツの炊き込みご飯に、ぷりぷりと触感のいい旨味たっぷりのあさりの貝汁。ほのかな苦みが癖になる菜の花の天ぷらと、サクサク食感の “がね”。そして、箸休めに懐かしい切り干し大根の煮物。春の味覚を堪能しました。
旨みたっぷりのあさりの出しと優しい麦味噌の相性は抜群です。

彩を楽しみたい時は、母ゆずり淡口は素材の色を生かしてくれるのでおすすめです。
ぜひ、皆さんもこれから旬を迎える色々な食材で、春を楽しまれてくださいね。
今回も、お腹いっぱいの楽しいひと時となりました。

あさりの貝汁の作り方はこちらから↓

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