月1 スタッフお料理会

鹿児島のソウルフード「がね」とおにぎりを作ってみんなで囲みました。

2021年8月12日 月一スタッフお料理会

 

立秋を過ぎました。暦の上では秋の始まりです。

先日、ツクツクボウシの鳴き声が聞こえてきました。私も知らなかったのですが、ツクツクボウシは夏の終わりから秋にかけて鳴くセミだそうです。まだまだ暑いですが、少しづつ秋に近付いているようです。 

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、こちら鹿児島で秋の風物詩といえば、 “妙円寺詣り” です。
事務所の40代男性スタッフが「小学校の頃、本格的なズッシリ重い鎧を着て、徳重神社まで 20km 歩いたよー!」と懐かしそうに話していました。

妙円寺詣りとは関ケ原の戦いで島津勢が敵中を突破し帰鹿を果たした武勇をしのび、 鹿児島市内から日置市伊集院の徳重神社までの 約20km を歩いて参拝する行事です。 その道中、「“がね”やおにぎりやなどの差し入れが美味しかった。」という思い出は実際に歩いた経験のある人には共通の思い出のようです。

ということで今日のテーマは鹿児島県民のソウルフード “がね” !一緒に全国共通で人気の「ちくわの磯部揚げ」や「野菜の天ぷら」を「あったら便利つゆ」で、母ゆずり淡口で「きのこたっぷりのお吸い物」など4品を作ってみんなで囲みました。

まず、野菜天ぷらの準備から。
今回は椎茸、茄子、オクラ、シソの野菜天ぷらと磯辺揚げを作ります。14人分の材料を食べやすい大きさに切っていきます。今回使うシソは、私の実家の庭に雑草のように生えているシソです。毎年、こぼれ種でいっぱい生えてきます。それを少し、母より分けてもらいました。

お吸い物も先に仕込んでいきます。味付けは母ゆずり淡口とみりんのみ!母ゆずり淡口1:水10の割合で簡単に美味しいお吸い物ができます。煮立たせたら、お好きな具材を入れるだけ。
甘味が欲しいときには、みりんやお砂糖で調整したらよいですよ!
今回の具は、お客様から頂いた、茄子と秋らしいたっぷりのきのこ。それに仕上げに三つとお麩をいれて出来上がりです。

同時進行で“がね”の材料準備。カリっと揚がるように、細めに千切りにしていきます。さつまいもは切った後、よく水に浸しておきます。さつまいもはこれからの季節、本当に美味しくなりますね。

天ぷらのコツを調べてみたら、①打ち粉をする事。②しそは片面だけに衣を付ける事。との事。どんどん衣を付けて、2つの鍋で揚げていきます。

シソはとっても色がきれいですね。
コツのお陰で、パリっと揚がりました。

がねの準備も進めていきます。薄力粉と水を混ぜたものに「母ゆずり淡口」と砂糖で味付けして、さつまいもと人参、玉ねぎなどを切ったものとよく絡めます。全体がよく混ざったら、さっそく揚げていきます。

「がね」は揚げた形が「カニ」の形に似ているので、「がね」と呼ばれるようになったそうです。甘めの味付けなので、お茶請けやおやつにもぴったりですよ!

11時ごろ、ご飯も炊きあがり、おにぎり作りに入ります!
今回のおにぎりはシンプルにゴマ塩とゆかりをかけたものにしました。秋になると、新米が美味しい季節ですね。この時期はシンプルなおにぎりが、一番美味しいです。

磯部揚げや天ぷらも続々と出来上がってきて、おにぎりを二人掛かりで作っていきます。続々出来上がってくる美味しそうな料理を、男性スタッフがどんどん撮影していきます。

今回は大きな白い茄子と、かぼちゃをお客様からに頂きました!かぼちゃも天ぷらにする予定だったのですが、衣が足りなくなってしまったので、急遽、かぼちゃの煮物を作ることにしました。

煮物上手な女性スタッフが、「いつも淡口で作るんだけど、間違って濃口で作ちゃった」と言いながらパパっと作ってくれました。とっても美味しいかぼちゃの煮物が出来ました。私もいつもは、淡口でかぼちゃを炊いてたのですが、濃口で炊くのも美味しいなということを発見しました!

少しだけおして12時10分、なんとか全ての料理が出来上がりみんな揃っていただきます。
実は私は、天ぷらを揚げるのは初体験。いつもは揚げ物をしないので、こんなに大変だったとはと、改めて母や家族が作ってくれる料理に感謝でした。

みんなでご飯を食べながら、今日はお盆前の8月12日だったので、明日からのお盆休みの予定や「朝ごはん何食べてます?」など、いろいろな話しで盛り上がりました。

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「さんまの塩焼き」「かぼちゃのそぼろ煮」新米と食べたいおかずを作ってみんなで囲みました。

2021年7月27日 月一スタッフお料理会

 

「昨日、稲刈りしたよー。来週あたり送るね!」

7月の中旬のことでした。
種子島出身のスタッフにかかってきた、毎年恒例の実家からの電話。
種子島では、この時期から全国でも一番早い稲刈りが始まります

それを追うように、私たちの地域でもあと2ヶ月すると、新米が店先に並びはじめます。
この新米と一緒に食べたい旬の味と言えば、やっぱり「さんま」

そんな話で盛り上がっていたところ、ちょっと旬には早いですが、スーパーで美味しそうなサンマを見つけたので、お昼に炭火で焼いて頂きました!

そして、「秋と言えば、かぼちゃ!味の染みたかぼちゃのそぼろ煮が合うね。」という事で、今回は、新米に合う“さんまの塩焼き”、「あったら便利つゆ」で作る“かぼちゃのそぼろ煮”、「麦生味噌やまぶき」で作る“お味噌汁”の3品をスタッフみんなで作って囲みました。

今回は、生のさんまにはまだ早いので、塩さんまを焼くことにしました。
しかし、この塩さんま、スーパーで見かけていたような気がしたのですが、いざ、買いに行くとどこにもいない。まず、2件のスーパーで鮮魚コーナーの方に確認しても「いや、今は入荷ないよ。」と言われ、慌てて会社に帰ってきて電話で探してみたら、やっと3件目で確保することができました。

先ず、かぼちゃのそぼろ煮の準備から。

かぼちゃを食べやすい大きさに切っていきます。このかぼちゃ、実は私の実家の家庭菜園で採れたものです。かぼちゃは秋が旬のイメージがあったのですが、収穫が盛んなのは夏。それを追熟させてより美味しく頂けるのが秋だそうです。 「かぼちゃは切る前にレンジでチンすると切りやすいよ」と先輩スタッフに教えてもらい、カットしていきます。

次に、お味噌汁の具の準備。

今回は、先月使いたかったけど手に入らなかった「へちま」をメインの具にしたお味噌汁にしました。

初めてへちまを料理するスタッフは、「皮を剥いたら、ぬるぬるするんだね。」と、「こんなに沢山、鍋に入るの?」とびっくりしながら、切っていました。 今の時期は、こちら鹿児島ではたくさん店頭に並んでいて、うちではよく味噌炒めにして食べています。意外にも子どもがはまっています。

次にかぼちゃのそぼろ煮を作っていきます。先ほど切ったかぼちゃに、先に砂糖をふりかけ、5分ほどおきます。こうすることで、かぼちゃから水分が出て、砂糖の旨みが中にしみ込みます。

その間に、鶏ひき肉を炒め、火が通ったらかぼちゃを皮目を下にしてフライパンに並べていきます。味付けは、後は「あったら便利つゆ」と水のみ。15分ほど煮込んだら出来上がりです。

同時進行で、お味噌汁も作っていきます。へちまの他に、冷蔵庫に残っていた白菜やきのこもたくさん入れて、山盛のへちまを入れていきます。

火が通ったら、麦生味噌やまぶきを入れて、こちらも完成です。火を入れると、あらあら不思議、あんなに沢山だったへちまが丁度良い量に収まりました。 へちまは、火を入れるととろとろになって美味しいんです。

最後に、今日のメインの「さんまの塩焼き」

今回もたびたび登場しているバーベキューコンロで焼くことにしました。 前回は炭にすぐ、火が付いたのですが、今回は、なかなか火が付かない。男性スタッフが枯れ木を入れたりガスバーナーで炙ったり、20分ほど格闘して「いただきます」の10分前にようやくさんまを焼き始めました。

もくもくと煙が立ち上がり、香ばしい、いい香りがしてきました。焼き色もいい感じです。 火が付かなかったお陰で、ちょうどいい時間に焼きあがりました。

そしてさらに、前日に、現在新商品の食材探しで試食したブリの残りをお刺身に切り、盛り付けて、12時15分、みんな揃っていただきます。

さんまも脂がのっていて、塩加減もほどよくご飯は進みました。かぼちゃもほくほくして、味が染みて美味しかったです。そして、へちまが意外にも「普段あまり食べないけれど、くせがなくておいしいね」と好評でした。

ちょっと一足お先に、秋を感じることができたひとときでした。

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「煮しめ」「呉汁」昔ながらのお盆料理を作ってみんなで囲みました。

2021年6月23日 月一スタッフお料理会

 

夏至を過ぎました。

歴の上では、これから少しずつ日が短くなってきます。
そして7月に入ると、そろそろお客様からのお盆の準備でご連絡を頂くようになります

近頃、お盆と言っても外食が当たり前になりました。今では、どちらかというと “大人の夏休み” という感覚が強くなってきたようにも思います。

事務所でもそんな話題になって、あらためて「自分たちの子どもの頃の“お盆”はどうしてたっけ?」ということで、それぞれの子ども時代の話になりました。

そんな話の中で、みんなに共通していた“お盆ならではの大皿料理”は、椎茸のだしがきいた「煮しめ」。
そして「呉汁」。種子島出身のスタッフからは「団子が食卓に上がっていた」という話に、ちょっとびっくりしながら話が弾みました。「呉汁」にいたっては、私たちも今ではほとんど食べることは無くなり、記憶の中での料理になりつつあります。

ということで、今日のテーマは「古き良きお盆の食卓」。お盆を前に、「煮しめ」「呉汁」「団子」を作ってみようという事になりました。

そして、お客様に教えて頂いて6月の頭から作っていた「梅味噌」もちょうど美味しくなってきたので、仕上げをして「といもがらの梅味噌合え」にし、4品を作ってスタッフみんなで囲みました。

今回は煮しめということで、味が染みるように前日のお昼から仕込みを始めました。
まず、筍・椎茸・人参・こんにゃく・昆布・里芋など具材を切っていきます。こんにゃくは“ねじりこんにゃく”にしていきます。初めて“ねじりこんにゃく”を作ったスタッフは、くるんっとねじっても戻ってしまって、苦戦していました。

「煮しめ」は干し椎茸の戻し汁をたっぷり使って煮ていきます。お出しから、椎茸いい香りがしてきます。
油揚げと厚揚げの油抜き、昆布の結び等、下ごしらえをし、煮えにくい筍や人参から先に入れ煮込んでいきます。

煮しめを煮込んでいる間に、2週間前から仕込んでいた梅味噌の仕上げをしていきます。梅味噌の発酵を止める為に火を入れていきます。

まず、種を取っていくのですが、思っていたよりも皮が固かったので、包丁で細かく切って、さらにすり鉢ですり潰していきます。後は焦げないように、混ぜながら煮詰めます。
今回は、といもがらの梅味噌合えとほうれん草としめじの梅味噌合えにします。

煮しめに火が通ったら味付けをします。砂糖と、「母ゆずり淡口」入れて煮ていきます。母ゆずり淡口は、いりことかつおの天然ダシがたっぷり入っていますので、味がしっかりと決まります。あとは味見をしながら、みりんも足して調整していきます。今日はこれでおしまい。冷蔵庫で寝かせておきます。

次の日。
朝から火を入れます。昨日までの鍋は具材を全部入れたらあふれそうになっていたので、さらに大きい鍋に移し替えて再開です。なかなか、家ではこんな大きな鍋では作らないですね。今回は15人分を作りました。

今日は「呉汁」と「梅味噌合え」そして、お盆ならではの「お団子」を作ります。
まずは、呉汁に入れる大豆の準備です。

「呉汁」は大豆をすり潰した物と味噌汁を混ぜたもののことのようなのですが、私の母に作り方を聞いたところ、「すり潰すと食感が悪いので、刻んだ方が良いよ!」と教えてもらってので、みじん切りにすることにしました。水煮大豆をひたすら細かくしていきます。

具には茄子、油揚げ、人参、しめじ、こんにゃく、きくらげ、といもがら等、具沢山。食べやすい大きさに切っていきます。

同時進行で、梅味噌合えにする「といもがら(ずいき)」の下準備をしていきます。
こちらも、お盆ならではの食材ですね。まだ、売っていないかなと思っていたのですが、道の駅でお手頃価格で見つけることができました。

といもがらは初めて料理するスタッフばかりで、ネットで調べながら下処理をしていきました。
薄切りにして、梅味噌をかけて頂きます。

団子はこちらも私の母から教わった「かんざらし粉」を使い、平べったい形で作っていきます。こちらはあんこをかけて頂きます。あんこは、お好みで食べられるように、こしあんと粒あんを準備しました。

具材に火が通ったら、「麦生味噌やまぶき」を入れていきます。具沢山味噌汁には、やまぶきがとっても良く合います。麦のもつ柔らかい香りが、具材同士の持ち味をしっかりとまとめてくれますよ。

そして、箸休めにきゅうりでぱぱっと浅漬けを作って、12時すぎにみんな揃って頂きます。

みんなでご飯食べながら、お盆の話から田舎話に花が咲き、鹿児島県以外で過ごした若かりし頃の話で盛り上がりました。
「郷土料理はやっぱり美味しいね」とみんなでお腹いっぱいになりました。

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「きゅうりの浅漬け」レシピの味比べをしてみました。

2021年6月14日 月一スタッフお料理会

 

これから、きゅうりが美味しい季節です!

きゅうりと言えば、浅漬け。おかずがあと1品ほしい時やお茶うけにもぴったりです。

これから、店頭でもご紹介をさせて頂く予定なのですが、その前に、スタッフの中でもレシピのおすすめがそれぞれあったので、改めて味比べをしてみました。

「母ゆずり淡口」を使うと、とっても簡単に、浅漬けがつくれますよ。
ということで、あえて料理ベタな、男性スタッフ中心で浅漬けを作ってみました。

今回は3種類のレシピを試してみました。きゅうり1本に対して
母ゆずり淡口50㎖・砂糖50g・酢25㎖を混ぜたもの、
Ⓑ母ゆずり淡口50㎖のみ、Ⓒ母ゆずり淡口50㎖・ゴマ油少々。

きゅうりもそのままのもの、塩で板ずりしたもの、たたいたものと3パターンで試してみました。
初めてきゅうりを叩いた男性スタッフは力いっぱい叩くので、きゅうりの汁があっちこっちに飛び散っていました。でもこのひと手間で味もしっかりとなじみ、更に美味しくなりますよ!

そして、それぞれのきゅうりを食べやすい大きさに乱切りにしていき、調味料を合わせていきます。

店頭試食で玉子料理を提供していた男性スタッフは、手つきが良く、混ぜるのがとても上手でびっくりしました。

調味料の準備ができたら、ジッパー付きの袋にきゅうりを入れて、調味料を注ぎます。

あとは軽く揉み込むだけ。30分ほど冷蔵庫で寝かしたら出来上がりです。その間に、夏祭りの“冷やしきゅうり風”のピクルスも漬けてみました。Ⓐの配合レシピに漬けてみました。写真に撮ってみると箸の影がとってもきれいでしたよ。

そろそろ、浅漬けが漬かったようなので、みんなで試食します。 全部で5種類の浅漬けの試食をします。

1番人気は、Ⓐに塩で板ずりしたものを漬けたものでした。やぱり、ひと手間加えると味も染みやすいようです。ほんのりと甘酸っぱい感じがくせになる感じでした。
次は、「母ゆずり淡口」のみで漬けたもの。醤油味がきいていてお茶請けにポリポリと箸がすすみます。
ゴマ油を入れたものは、「お酒のおつまみにいいね!」と、どれも個性があり美味しかったです。

みんなで、ワイワイ感想を言いながら、夕方にきゅうりでお腹いっぱいになりました。
ちょっと配合を変えたり、お好みの薬味で味が変えられるので、いろいろ試してみるのもおすすめです。

これから6月末ごろには、鹿児島市のスーパーさん等でもレシピなどご紹介していく予定ですので、お見掛けしたらぜひ、試してみられてくださいね。

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「梅味噌」を仕込みました!

2021年6月7日 月一スタッフお料理会

 

梅仕事 第2弾!「梅味噌」を仕込みました!
先週のオンライン麦みそ講習会を受講頂いた方に「梅味噌が美味しいですよ」と作り方を教えて頂きました。
ということで「梅味噌」は作ったことがなかったので、早速作ってみる事にしました。

「ネットでもいろんな作り方が有りますよ」と教わったので、早速調べてみると、今まで、気にしたことがなかった「梅味噌」ですが、いろいろな作り方が出てきました。その中でも一番簡単にできそうなものを選び、挑戦してみる事にしました。

梅の季節が終わってしまいそうなので、翌日には、梅を慌てて買いに行き準備万端です。
早速、事務所横のキッチンで仕込みました。

梅を3時間ほど水に浸けてあく抜きをします。今回の梅は、程よく熟していたので、あく抜きは短めにしました。

そして、梅をきれいに洗いへたをとって、下準備は完了。
梅の水分をしっかりと拭いて容器に並べます。

梅500gと同量の「麦生味噌やまぶき」500g、そしてお砂糖300g。まず砂糖をふりかけます。
「お砂糖、こんなに入れるんだ!」っとビックリしました。でも、このお砂糖を入れることで食品が腐るのを防いでくれるそうです。

そして、お味噌で梅を覆います。後は1週間ほどしたら、毎日混ぜて、1ヶ月常温で熟成させるだけで出来上がるそうです。

2日置いてみたのですが、変化がなくいろいろ調べてみたら、 やぱり、最初で混ぜた方がよさそうだったので、3日目、やっぱり混ぜてみる事にしました。

もう、この時点で美味しそうです。出来上がりには梅の種を取って、実も潰してペースト状にするそうです。

混ぜた翌日には貼っていたラップが膨らみ、お味噌の中に泡が出来ていて、お味噌も若干とろっとしていました。発酵の力って凄いですね!

梅味噌が出来たら、タコときゅうりの和え物や、冷奴にかけたりして楽しみたいと思います。どんな仕上がりになるか楽しみです。また、完成したらご報告いたします。

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かりかり梅を漬けてみました!

2021年5月31日 月一スタッフお料理会

 

梅の収穫時期ですね!
今年は、梅の“表年”とのことで豊作だそうです。
ちょうど今週の初めに、お客様のお店を定期訪問している女性スタッフが、道の駅で丸々とした色つやの良い“南高梅”を見つけて買ってきてくれました。

丸々とした梅を囲んで、スタッフ一度「うゎ~ きれいな梅!」と歓声。その中である事務所の女性スタッフが「私、かりかり梅を漬けたことが無いから、漬けてみたい!」と手を挙げたのでした。

ということで、さっそく“かりかり梅”を漬けてみました!

直径3センチほど。丸々としてきれいな梅が2キロ分。かりかり梅を漬けたことの無いスタッフが初チャレンジということで、ベテランお母さんスタッフがレシピを手渡して、いざ準備にとりかかります。

とその前に、先ずは、竹ざるに移して記念撮影♪

ベテランお母さんスタッフによると、青々として硬い梅ほど、カリカリ食感に仕上がるそうです。

軽く水洗いをして表面の汚れを落としたら1個ずつヘタを取り除きます。
爪楊枝で引っかけると、簡単に外れました。そういえば子どもの頃、縁側で婆ちゃんが梅を漬けていたのを思い出しました。

次に、実に傷がつかないようにキッチンペーパーで丁寧に水分を拭きとりながら、保存瓶に入れていきます。

最初は1㎏ずつ瓶を分けて、2瓶で漬けようと準備していました。でも、意外とたくさん入ったので一瓶にまとめました。ホームセンターに売っている30cmくらいの保存瓶なら2キロまで入りますので目安にしてくださいね。

梅がひたひたになる程度に、母ゆずり淡口を入れます。
他には何も足さずにこれだけでOKとのことなので、本当に簡単でした。一度に2キロ以上漬ける場合は、業務用の1.8ℓボトルがおすすめです。ちなみに、このサイズの保存瓶で母ゆずり淡口を2リットルほど使いました。

仕上げに、液面の梅が空気に触れないようにラップで密着させます。こうすることで、表面の梅にも母ゆずり淡口がしっかりしみ込んで、カビ防止にもなるそうです。

ちなみに、小ぶりの南高梅も買ってきていたので一緒に漬けてみました。

小さめの便に漬けると、これはこれで可愛らしくてピクルス感覚で漬けられました。1週間程度で食べ頃になるそうなので、出来上がったらまたレポートさせていただきますね。

梅の収穫シーズンですので、ぜひ皆さんも“かりかり梅”を漬けてみられてください。お子さんやお孫さんと漬けるのもいいですね♪

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~~~ 追 記 ~~~

「かりかり梅」が出来上がりました!

先週つけた「かりかり梅」。1週間経ったので、味見をしてみました!まず、大きい梅はちょうど良いつかり具合で、カリカリ具合もいいあんばい!

一方、小さい梅は漬かり過ぎた様でした。辛くて実も柔らかくなっていましたので小さい方は3~4日で良さそうでした。

そして、一番の失敗が、アク抜きを短めにしてしまった事。3時間ほど水に浸けたのですがまだ渋みが残ってしまいました。やはり一晩ほど浸けた方が良さそうです!大反省!!

今年は、梅の表年で、全国的にも豊作のようです。ぜひ、この機会にみなさんも「かりかり梅」にチャレンジしてみられてくださいね!

「ゴーヤチャンプル」を味噌と淡口醤油で食べ比べてみました!

2021年5月26日 月一スタッフお料理会

 

南国鹿児島では、ゴーヤが店先に並ぶようになりました。

皆さん、よくご存じのゴーヤ。こちら南国鹿児島では「にがごい」と呼ばれ、古くから夏のスタミナ食材として親しまれています。

ちなみに私が子どもの頃は、夏になると家の庭で採れたゴーヤ料理が毎日のように食卓に出てきて、あの苦みが本当に苦手でした。でも大人になった今は、あら不思議。
逆にあの苦みが、年々「妙に美味しく感じる」ようになり、今ではすっかり大好きな食材の一つとなりました。

南国鹿児島では、ゴーヤの季節になりました。

つい先日も、事務所で「毎年この時期になると、よくゴーヤチャンプルを作って食べるよね~」という話題になったのですが、その際に一つ面白い発見がありました。

私はいつもゴーヤチャンプルといえば「醤油」で味付けしているのですが、あるスタッフは「うちは味噌!え?味噌が普通じゃないの?」と驚きの表情。そこで他のスタッフにも聞いてみたところ「味噌でこってり派」「淡口醤油であっさり派」と、2通りきれいに分かれたのでした。

そこで「これは面白い!」ということになり、さっそく事務所のテストキッチンで作って食べ比べてみることにしました。

箸休めに副菜で「焼きナス」「うの花」。この2種類も大人になって妙に美味しく感じる料理です。それに夏らしい「ミョウガのお味噌汁」を加え、こちらの5品をスタッフみんなで作って囲みました。

ゴーヤ・茄子・ミョウガ、これからが旬で美味しくなりますね。どのお野菜もとってもみずみずしいものが揃いました!材料の中で、買い出し担当を困らせたのが、「おから」。どこにも売っていない!!何件かスーパーをはしごしたり電話で問い合わせしたり、やっと5件目でみつけたとの事でした。

まずは、卯の花とゴーヤチャンプルの準備から。野菜を切っていきます。ゴーヤは種の綿の部分が残っていると苦みがますので、しっかりと取り除きます。

それぞれの野菜を食べやすい大きさにトントントンとリズミカルに切っていきます。

その間に、ゴーヤチャンプルに入れる豆腐の水切りをします。ここでベテランスタッフからワンポイントアドバイス!「豆腐の水切りはレンジでチンで大丈夫だよ」と!なんと、そんな時短方法があったとは。私も知らなかったです!みんなで作るといろんな情報交換ができていいですね。

次に「卯の花」を作っていきます。 野菜を炒めて、おからを入れて、火が通ったら砂糖、「母ゆずり淡口」、酒、みりん、水を入れて炒め煮にして水分がなくなるまでかき混ぜながら煮ていきます。

次にゴーヤチャンプルを作っていきます。豚肉の切り方も味のこってりな味噌味は大きめに、淡口醤油味は薄切りにとちょっと変えてみました。そして具材を炒めていきます。

味噌味は、タレをボールに作っておきます。味噌の「やまぶき」「あったら便利つゆ」、砂糖、みりん、酒、水を混ぜておき、具材に火が通ったら一気にかけてなじませます。先にタレを作ることで、まんべんなく味付けができますよ!

次に淡口醤油味。こちらは具材に豆腐をプラスしました。野菜を炒め火が通ったら「母ゆずり淡口」を回しかけます。そこに、溶き卵に砂糖を入れたもので卵とじにします。卵に砂糖を入れる事でまろやかに仕上がります。

同時進行で焼きナスを作っていきます。コンロがふさがっていたので、以前にバーベキューをした時のバーベキューコンロで外で茄子を焼くことにしました。

こちらは男性スタッフが「真っ黒コゲコゲにしないと」と、どんどん焼いていきます。

そして粗熱が取れたら、皮を向いて食べやすいサイズに切って生姜をのせて完成です。こちらは、お好みで、ぽんずめんつゆ便利な酢をかけて頂きます。「茄子を焼いた後は水に浸けると水っぽくなるので、そのまま冷ます!」のがポイントとの事。実際、食べてみると、茄子が甘くてジューシーでした。

そして、夏らしいミョウガのお味噌汁をパパっと作り、12時。みんな揃っていただきます。

私はゴーヤチャンプルはいつも醤油で味付けをしていたのですが、濃い味噌味がご飯に合ってとっても美味しいというのを発見!スタッフにも人気でご飯が進んで8合炊いたご飯が足りないぐらいでした。甘辛い味噌味がゴーヤの苦みも和らげてくれてとても食べやすかったのでオススメです。

夏の暑い時期にあっさり食べたい時は、淡口醤油味がおすすめ!優しい味でたくさん食べれます。

    ↓ 母ゆずり淡口醤油版のレシ

https://kaneyo-soy.com/recipe/recipe_hahausu/

して、子供の時に食べられなかったものの話題で、ゴーヤ、豚足、ホルモン等など・・・でも、今も嫌いだったりもするね~と、話が盛り上がりました。

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「そうめん」と「グリンピースご飯でおにぎり」を作ってみんなで囲みました!

2021年4月28日 月一スタッフお料理会

 

「うちは食べ盛りの子供が3人。1回の食卓でめんつゆ1本空けちゃうのよ!」

食べ盛りの子どもが3人いる男性スタッフの家庭では「かねよのめんつゆが大人気!」。毎年、梅雨時期で外出しない休みの日は、お昼ご飯には決まって「そうめん」を家族みんなで囲むのが恒例とのこと。その際に、めんつゆは毎回まるまる1本空けてしまうそうです。

トッピングは、錦糸卵とシーチキン。それに揚げ玉。子どもたちが、それぞれ自分の好きな「ふりかけ」で、おにぎりも握って。毎回ワイワイ言いながら賑やかな食卓だそうです。

 

さあ、そうめんの季節がやってきました!
ということで、今回はそんなスタッフの話につられて、事務所併設のキッチンで「そうめん」をみんなで囲むことにしました!

それぞれの家庭でよく食べている食べ方も持ち寄ってかねよのめんつゆで食べる「そうめん」。今が旬のグリンピースご飯で「おにぎり」。そして先日、料理研究家 山本美智子さんのブログでご紹介頂いた「シーフードとアスパラの醤油炒め」の全3品をスタッフみんなで作って囲みました。

今回のトッピングのポイントは「揚げ玉」。木下家でやっている子ども達が大好きな食べ方を、実際にやってみました。

まずはグリンピースご飯を仕掛けます。味付けは「母ゆずり淡口」のみ。4合分で母ゆずり淡口140ccに4合のラインまで水を入れて、後はグリンピースを入れて普通に炊きます。

続いて、旬のアスパラを使った「シーフードとアスパラの醤油炒め」の下ごしらえをしていきます。まず、野菜を食べやすい大きさに切ります。

そして冷凍シーフードを熱したフライパンに一気に入れると、「わー!!!飛んだ!!」と油が飛ぶのにビックリしてのけぞるスタッフ。フライパンが落ち着くとその他の具材を入れて蓋をして炒め蒸し煮にします

こちらの味付けも「母ゆずり濃口」のみ。とっても簡単にできました!

同時に、そうめんのトッピング作りに取り掛かります。
今回は、錦糸玉子、揚げ玉、しそ、葱、みょうが、トマト、シーチキン、きゅうり、刻みのりの9種類を準備しました。今回は14人分なので、錦糸玉子も卵1パック10個を使ってどんどん焼いていきます。

スタッフそれぞれの家庭ならではのトッピングがあり、「うちはシーチキン入れます!」「揚げ玉おいしいよ」と様々です。

その頃、ご飯がぎりぎりで炊き上がりました!

白ご飯で「母うすおにぎり」を作っていきます。炊き立てご飯に母ゆずり淡口を90cc混ぜるだけ。これだけで、かつおだし風味の炊き込みご飯のようになります。

後はお好みの具材を混ぜるだけ。今回は揚げ玉としらすで作りました。

スタッフが「熱いご飯をにぎる時に便利だよ」っと持ってきてくれた便利グッズを使い、熱々のご飯で三角おにぎりを急いで作ります。

最後の仕上げは、本日メインのそうめん。14人分20把を3回に分けて一気に茹でていきます。

そして、ちょっと遅めの12時20分。みんな揃っていただきます。

「家ではどんなトッピングで食べているの?」と、そうめんの食べ方で盛り上がり「今日、みょうが食べられた。美味しかった!」と新たなトッピングを発見したスタッフもいました。これからの夏に向けて、大皿料理を囲んで楽しく会話が弾みました。

今回のお料理は、母ゆずり濃口だけや、淡口だけの味付け。とっても簡単にできますので、ぜひ、皆さんも試してみられてくださいね。

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長島町の「鰤王(ぶりおう)」で、鰤しゃぶと刺身を頂きました。

2021年4月7日 月一スタッフお料理会

養殖ブリの水揚げ量日本一 長島町の「鰤王」が手に入ったので、さっそく鰤しゃぶ、刺身、鰤のタタキを頂きました。

鰤は、お刺身はもちろんですが、実は「鰤しゃぶ」もおすすめ! 淡口醤油仕立てのスープにサッとくぐらせてさっぱりと食べられるこの鍋料理は、季節を問わずおいしく食べられる逸品として、地元で親しまれてきました。

まずは、14人分 鰤の半身6枚と野菜をひたすら切っていきます。

まず、大根と人参はピーラーで薄く切っていきました。ベテランスタッフから教えてもらった方法なのですが、薄いので火が通りやすく、食べやすくて、いくらでも食べられるとのこと。

新米スタッフが悪戦苦闘しながら、ベテランスタッフに聞きながら、人参3本、大根1本分をひたすら切っていました。

そして、土鍋に水、母ゆずり淡口、酒、みりんを入れ沸騰させ、その後切った野菜、きのこ類をいれるだけ。

母ゆずり淡口は、いりことかつおの天然ダシがたっぷり入っているので、ダシを取らなくてもしっかりと味がつきます。

続いて漬け丼の準備。
漬けは、黒糖醤油 甘口さしみとみりん、酒を加えた漬け汁に切った鰤を漬け込み、ゴマをふって置くこと30分。これだけ!

鍋と刺身だからすぐ終わると高を括っていたのですが、予想上に魚を切るのに苦労してしまいました。刺身、鰤のタタキを切っては皿に盛っての繰り返し。

鰤をきれいに切るコツは皮目を上にして、包丁を根元から入れて手前に引いて一度で切る!事だそうです。

そうして12時20分。ようやくみんなそろっていただきます。

鰤しゃぶは鍋のスープでそのまま食べたり、ぽんずをかけて食べたり、さまざま。

「昼間から贅沢~」「家では、刺身で食べられる鰤をしゃぶしゃぶで食べるのは一見もったいないけど、これは本当においしいね!」「鰤のタタキって初めて食べたけど美味しい!」など、大皿を囲んで会話が弾みました。

そして次の日。
今度は、鰤のだしがたっぷりと出たスープにうどんを足して、最後まで美味しくいただきました。

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