2019春蔵出し(’17春仕込み)いよいよ受付開始です!

2019春蔵出し「特別熟成 鹿児島黒みそ」の蔵出しまで、あと30日余り。
いよいよ販売開始の運びとなりました。

「熟成期間を変えることで、味噌がどのように変化していくか」

通常6か月間寝かせて作る黒みそを、今回は通常の4倍の2年をかけて、じっくり熟成させて造っています。麦の甘みと大豆の旨味をどこまで引き出せるのか。

これをテーマに、昨年ご紹介した「2018春蔵出し」と同じ“麹歩合(こうじぶあい)”25歩、塩分11.5%で2017年4月13日に仕込みを終え、2019年2月15日現在で、熟成673日が経過したところです。

こうして造り込んでいる、今回で第28回目となる“特別熟成 鹿児島黒みそ”。
このお手紙を書く直前に、少しだけ蔵から出して、味見をしてみました。
さて、そのお味は・・・

一口食べて、驚いたのは、その“香り”

今までで一番寝かせただけのこともあり、長期熟成させた独特のい~い香り。
そしてチョコレートのように濃い茶褐色に仕上がっていて、色つやも申し分ありません。
ただし、前回の1年ものと比べると、甘みは控えめで、乳酸菌による酸味を感じました。

香りや色つやは長期熟成ならではの良さが出ていましたが、麦の甘みを引き出すという点では、正直なところ1年が限界なのだと感じました。

でも、この長期熟成ならではの香りと色つやは、ぜひ味わっていただきたい。そこで今回の黒みそは、趣向をかえて日頃食べて頂いている短期熟成の麦味噌とブレンドしてお分けすることに致しました。

いつもの短期熟成の麦味噌と、長期熟成2年ものの麦味噌。この2つをブレンドする。その上で、これからひと月程度寝かせてみて、果たして最終的にどのように仕上がるのか? 

さらに麦味噌の可能性を探求するべく、最後の調整に入ったところです。

今回のこの黒みそは、甘みとコクが強いので、私個人的には旬の筍と、
筍との相性抜群の豚肉を甘辛く炒めた「筍と豚肉の味噌炒め」にぴったりだと思いました。

また、シンプルに「筍」をたっぷり入れた味噌汁にも合うと思いますので、毎日のお味噌汁でも、ぜひお試しください。

さて、蔵出しは3月中旬を予定しておりますが、3月上旬の最後の“利味(ききみ)”をして、「納得できる味」になっているか、池工場長が最終の判断をすることになります

もしこの時点で池工場長が「これではお客様に出せない」と、判断した場合は、蔵出しを延期、もしくは中止する場合もございますので、この点は予めご了承ください。

特別熟成 鹿児島黒みそ ・・・ 648円 (税込・送料別途) 
●賞味期限:冷蔵で6ヶ月  ●500g巾着袋入り ●おすすめレシピ(3品)つき
●1,400個限定販売

■重要なのでご確認ください。

春と秋 1年に2回だけ仕込む「特別熟成 鹿児島黒みそ」。
例年は春と秋の2回ご紹介させていただいておりましたが、今年は、今回ご紹介する
この“春蔵出し分のみ”の販売となり、今年のご案内はこれが最後になります。

1,400個の限定販売で、ご予約受付順となり、なくなり次第終了とさせて頂きます。
くれぐれもこの機会をお見逃しないよう、ぜひお早目にご連絡ください。

 

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