「ゴーヤチャンプル」を味噌と淡口醤油で食べ比べてみました!

2021年5月26日 月一スタッフお料理会

 

南国鹿児島では、ゴーヤが店先に並ぶようになりました。

皆さん、よくご存じのゴーヤ。こちら南国鹿児島では「にがごい」と呼ばれ、古くから夏のスタミナ食材として親しまれています。

ちなみに私が子どもの頃は、夏になると家の庭で採れたゴーヤ料理が毎日のように食卓に出てきて、あの苦みが本当に苦手でした。でも大人になった今は、あら不思議。
逆にあの苦みが、年々「妙に美味しく感じる」ようになり、今ではすっかり大好きな食材の一つとなりました。

南国鹿児島では、ゴーヤの季節になりました。

つい先日も、事務所で「毎年この時期になると、よくゴーヤチャンプルを作って食べるよね~」という話題になったのですが、その際に一つ面白い発見がありました。

私はいつもゴーヤチャンプルといえば「醤油」で味付けしているのですが、あるスタッフは「うちは味噌!え?味噌が普通じゃないの?」と驚きの表情。そこで他のスタッフにも聞いてみたところ「味噌でこってり派」「淡口醤油であっさり派」と、2通りきれいに分かれたのでした。

そこで「これは面白い!」ということになり、さっそく事務所のテストキッチンで作って食べ比べてみることにしました。

箸休めに副菜で「焼きナス」「うの花」。この2種類も大人になって妙に美味しく感じる料理です。それに夏らしい「ミョウガのお味噌汁」を加え、こちらの5品をスタッフみんなで作って囲みました。

ゴーヤ・茄子・ミョウガ、これからが旬で美味しくなりますね。どのお野菜もとってもみずみずしいものが揃いました!材料の中で、買い出し担当を困らせたのが、「おから」。どこにも売っていない!!何件かスーパーをはしごしたり電話で問い合わせしたり、やっと5件目でみつけたとの事でした。

まずは、卯の花とゴーヤチャンプルの準備から。野菜を切っていきます。ゴーヤは種の綿の部分が残っていると苦みがますので、しっかりと取り除きます。

それぞれの野菜を食べやすい大きさにトントントンとリズミカルに切っていきます。

その間に、ゴーヤチャンプルに入れる豆腐の水切りをします。ここでベテランスタッフからワンポイントアドバイス!「豆腐の水切りはレンジでチンで大丈夫だよ」と!なんと、そんな時短方法があったとは。私も知らなかったです!みんなで作るといろんな情報交換ができていいですね。

次に「卯の花」を作っていきます。 野菜を炒めて、おからを入れて、火が通ったら砂糖、「母ゆずり淡口」、酒、みりん、水を入れて炒め煮にして水分がなくなるまでかき混ぜながら煮ていきます。

次にゴーヤチャンプルを作っていきます。豚肉の切り方も味のこってりな味噌味は大きめに、淡口醤油味は薄切りにとちょっと変えてみました。そして具材を炒めていきます。

味噌味は、タレをボールに作っておきます。味噌の「やまぶき」「あったら便利つゆ」、砂糖、みりん、酒、水を混ぜておき、具材に火が通ったら一気にかけてなじませます。先にタレを作ることで、まんべんなく味付けができますよ!

次に淡口醤油味。こちらは具材に豆腐をプラスしました。野菜を炒め火が通ったら「母ゆずり淡口」を回しかけます。そこに、溶き卵に砂糖を入れたもので卵とじにします。卵に砂糖を入れる事でまろやかに仕上がります。

同時進行で焼きナスを作っていきます。コンロがふさがっていたので、以前にバーベキューをした時のバーベキューコンロで外で茄子を焼くことにしました。

こちらは男性スタッフが「真っ黒コゲコゲにしないと」と、どんどん焼いていきます。

そして粗熱が取れたら、皮を向いて食べやすいサイズに切って生姜をのせて完成です。こちらは、お好みで、ぽんずめんつゆ便利な酢をかけて頂きます。「茄子を焼いた後は水に浸けると水っぽくなるので、そのまま冷ます!」のがポイントとの事。実際、食べてみると、茄子が甘くてジューシーでした。

そして、夏らしいミョウガのお味噌汁をパパっと作り、12時。みんな揃っていただきます。

私はゴーヤチャンプルはいつも醤油で味付けをしていたのですが、濃い味噌味がご飯に合ってとっても美味しいというのを発見!スタッフにも人気でご飯が進んで8合炊いたご飯が足りないぐらいでした。甘辛い味噌味がゴーヤの苦みも和らげてくれてとても食べやすかったのでオススメです。

夏の暑い時期にあっさり食べたい時は、淡口醤油味がおすすめ!優しい味でたくさん食べれます。

    ↓ 母ゆずり淡口醤油版のレシ

https://kaneyo-soy.com/recipe/recipe_hahausu/

して、子供の時に食べられなかったものの話題で、ゴーヤ、豚足、ホルモン等など・・・でも、今も嫌いだったりもするね~と、話が盛り上がりました。

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