我が家の食卓

大人の味?

近所の方にニガゴイ(ゴーヤ)をいただいたので、息子がチャンプル-を作ってくれました。

食べてみると、まだ苦みが強かったので、

娘が「お湯が足りないよ。
炒める前にゴーヤの綿をとって、あっついお湯をかけるの!
やってないでしょ。だから、苦みが取れてないんだよ。」
と偉そうに言います。

負けずに息子は
『この苦みがいいじゃん。これが大人ならわかる大人の味なんだよ』

大人の味。
そんなことを言う子供達に
“まだまだ、二人とも子供だよ”
と、心の中で思った母でした

 (女性スタッフ)

結婚して初めての夏

今日は暑いからと、日曜日のお昼の定番「冷やしそうめん」

具には、“ネギ”と“青しそ”、“錦糸卵にハム”と、ちょっと“苦手なきゅうり”も千切りに。

「これって“冷やし中華”じゃないの」と主人。

えっ?実家ではこれが当たり前だったんだけど・・・

10年経った今、我が家の“冷やしそうめん”には、この“具”が定番になりました。

 (女性スタッフ)

なた豆の味噌漬け

昔、父親が中学校の教師をしていた頃。
学校の菜園で育てた〝なた豆”を持ち帰ってきては、
麦味噌に漬け込んで漬物にしてふるまってくれたものでした。

独特の歯ごたえと、少し苦みがあるその味は、
子どもの私には、とても抵抗があったのですが、
母親や歳の離れた姉たちは、美味しいと言って食べていた思い出があります。

でも、あれからうん十年たった現在。
当時の父親と同じ年齢になった私にとって、
「なた豆の味噌漬け」は、もう一度食べたい、思い出の味になりました。

(男性スタッフ)

食卓の風景

結婚前、夕食時、小鉢に盛って皿数が多い食卓がおふくろの特徴。

結婚後、嫁さんが来て、子供が成長期に入ったら、
大皿で「ドンっ」というのが我が家の食卓。

子供もだんだん大きくなっていき、
時々二人になった今。

最近また、小鉢に戻ってきました。

(男性スタッフ)

「味噌汁は、熱ければ熱いほどウマい」が口癖の父。

我が家の食卓は、いつもやけどしそうなほど、熱々のお味噌汁が当たり前でした。

先日久しぶりに帰った実家で、味噌汁を一口。
「あれ?どうしたの?ちょっとぬるくない?」

こっそり母に聞いてみると
「孫たちが来た時には、やけどするといけないから」って言われそうです。

昔はあんなに怖い人だったのに。

(女性スタッフ)

“赤い”味噌汁と“白い”味噌汁

東京出張中、ホテルの朝食も、昼食も、出てくるのは“赤い”味噌汁。

私個人的には、赤味噌のお味噌汁も大好きです。
ただ、我が家で食卓にあがることはなく、私にとっては、寿司屋でしか食べられない
“特別なお味噌汁”。

ですが、今回3日間の出張を終えて、自宅で食べた“白い味噌汁”。
家についた安心感もあるのか、心も体も“ほっ”として、
ようやく落ち着いた気がしました。

“赤い味噌汁”もおいしいのですが、やはり食べなれた“白い味噌汁”の味を
自然と体は求めているのでしょうね。

(女性スタッフ)

「たまごスープ」

先日、姉の家に泊まりに行ったとき、中学生の姪が朝ご飯に“たまごスープ”を
作ってくれました。

鍋の前で、「これでいいんだったけ?」「失敗したらどうしよう」となにやら不安そうに作っている姪。

みんなが食べる前にも、
「失敗していたらごめん」と言っていたので
「どんな味なんだろう」と
少しドキドキしながら食べましたが、
とてもおいしく、姪が作った料理を初めて
食べたので、すごく嬉しくなりました。

そして、私も姪に負けないように、いろいろな料理が作れるようにがんばらないとな、と思いました。

(女性スタッフ)

母の日に  

5月10日の母の日。小6の娘がお昼ご飯を作ってくれました。

 

おにぎりが三角に握れるようになったんだね。

たまご焼きも上手に巻けるようになったんだね。

お味噌汁は・・・ちょっと味が薄かったかな?もう少しだね。

でも今まで食べたお昼ご飯の中で、一番うれしくておいしくて、胸いっぱいの食卓になりました。

(女性スタッフ)

 

そうめんの季節になりました。

夏が近づき、そうめんの季節が来たなぁと感じると、普段あまり台所に立たない父が、
そうめんをよくゆがいていたのを思い出します。

父は必ず、めんつゆに冷たいそうめんを入れて、その上にさばの缶詰をのせて食べていました。そして、父の機嫌が良いと、さばを少しだけ分けてもらえます。
その味が特別に感じて、すごくおいしく感じていました。

子どもころ、なぜか父オリジナルの食べ方を真似てはいけないような気がしていて、
自分から進んでその食べ方はしていませんでした。

一人暮らしを始めた今、今年の夏はひっそりと真似て食べてみようと思います。

(女性スタッフ)

久しぶりの実家の朝ごはん。

炊き立てご飯に、具だくさんのアツアツのお味噌汁と、サバの塩焼き。

そしてあま~くて、ふわっふわの卵焼き。

娘のために、毎日台所に立つ私。

何百回作ってみても、やっぱり、まだまだお母さんにはかないません。

(女性スタッフ)

ある日曜日の朝。

「お母さん。起きて!朝ごはん出来たよ」

4歳の娘が初めて作った朝食メニューは、夕べの残りのご飯と、お味噌汁。
黄身がつぶれた目玉焼きとミニトマトのサラダ。

そしてカップには、
なぜか冷たく冷えたビール。

「ありがとう。お母さんが好きなものばかりだね。」

(女性スタッフ)