「さつまのだんご鍋」を作ってみんなで囲みました!

2021年12月28日 月一スタッフお料理会

 

こちら南国鹿児島では、菜の花を店先で見かけるようになりました。

「菜の花」といえば、「春」をイメージしますね!今はまだまだ、冬の真っ只中ですが、薩摩半島の最南端、指宿では、12 月半ばから菜の花が咲き始め「日本で最も早い菜の花畑」を楽しめます。満開となる 1 月には菜の花をモチーフに様々なイベントが開催されます。

その中でも、「いぶすき菜の花マーチ」に、毎年 1,000 人大鍋で「さつまのだんご鍋」のふるまいをしています。今年は、残念ながら参加しておりませんが、例年多くの方々に喜んで頂いております。

ということで、今回は気分だけでも「菜の花マーチ」を味わおうと、いつもふるまいでお出ししている母ゆずり淡口で作る「さつまのだんご鍋」とあったら便利な酢で食べる「菜の花のおひたし」、母ゆずり淡口で作る「山菜おこわ」の 3 品をスタッフみんなで作って囲みました。

今回は私以外は「さつまのだんご鍋」を作るのが初めてのメンバーばかりだったので、作り出す前に入念にレシピと手順を打ち合わせ致しました。

まずは「山菜おこわ」の準備から。今回はおこわということなので、お米にもち米を混ぜて炊きます。春を感じる山菜は、今回は時間短縮の為、水煮で対応しました。そこへ、彩りに人参をプラス。味付けは「母ゆずり淡口」とみりんだけ。炊飯器にセットしたら、今回のメイン、団子作りに取り掛かります。

まず、強力粉 500g に水 100cc と「母ゆずり淡口」50cc を加え、よく混ぜます。これを 2 つ分、強力粉 1kg 分を二人がかりで捏ねていきます。
程よく生地がまとまってきたら、あとはひたすら捏ねていきます。

これが、かなりの力仕事。
年末の冬真っ只中ですが、捏ねているとじんわり汗をかいてきます。
40 分ぐらい捏ねたところで、先輩スタッフに生地の具合をみてもらうと、「まだまだだよ~!」との事。そこからまた、追加で 20 分、計 1 時間ほど捏ねて、なんとか耳たぶくらいの固さになったところで、冷蔵庫で 30 分寝かせます。

一方、他のメンバーでだんご鍋に入れる野菜を切っていきます。具材は人参、大根、椎茸、ごぼう、白菜、ネギ、鶏もも肉、そして、いつもは入れないしめじや油あげも足して盛りだくさんです。

そして、今回は箸休めに、「あったら便利な酢」で食べる、菜の花のおひたしも作ります。今回、とても立派な菜の花が手に入りました。大きくて、とても新鮮です。お湯に潜らせると更に緑が鮮やかになりました。

具材の準備ができたところで、だんご鍋を作っていきます。まず、鍋に 5L のお湯を沸かし、「母ゆずり淡口」を 500ml 入れます。基本の 10:1 の割合です。今回は、母ゆずり淡口のみで味付けです。ここに、煮えにくい野菜から入れて煮込んでいきます。

その間に、寝かせておいた団子を、沸騰した鍋にちぎりながら入れていきます。ちぎろうと生地を引っ張ると、すごく良く伸びてびっくり!団子作りが初めてのスタッフは「すごーい!!面白い!!私もやりたい!!」と、みんなで交互に団子をちぎっては鍋に入れてと楽しみながら茹でていきました。

茹で上がった団子を鍋に入れて 15 分ほど煮込んで、味を馴染ませて完成です。

山菜おこわもい~い感じに炊き上がりました。こちらは、味見をしてみたら、少し薄かったので、「母ゆずり淡口」を軽く回しかけ味を整えて完成です。

12 時すぎ、みんな揃って、いただきます!

団子鍋は、「母ゆずり淡口」が、野菜の旨味と合わさってとっても美味しく、みんなに好評でした。山菜おこわももち米の食感でもちもちしていて山菜の風味が、アクセントになって美味しかったです。

菜の花のおひたしも「あったら便利な酢」をかけるだけで、上品な一品に。
一足お先にちょっとだけ春を感じることができました。

今年は、「指宿菜の花マーチ」へは参加致しませんが、また、いつか「指宿菜の花マーチ」の参加者の方々に「ふるまいさつまのだんご鍋」で温まって頂きたいです。
皆さんもまだまだ寒いこの時期に、だんご鍋でぜひ、温まってください!

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