灰汁巻き(あくまき)にチャレンジ!

2019年4月20日 月1スタッフお料理会

桜も満開となりすっかり春の陽気となりました。
さて、今回の月一のスタッフお料理会は、5月の節句に合わせた献立にしてみました。

旬を迎える「アサリのみそ汁」と「おこわ」。そして、鹿児島の5月の節句といえば「あくまき」。これにみんなが一緒に集まる席におすすめの「やわらか角煮」の4品をひと足お先にいただきました。

さて、まず今回は前日から仕込みをしました。
あくまき用のもち米を灰汁(あく)に浸し、竹皮も柔らかくなるように水に漬けました。

そうして当日。
全員が初めて作る「あくまき」の仕込み。

もち米の水を切って竹皮に詰めていきます。
まず竹の皮で袋を作り、もち米をカップで2杯ほど詰め、箸で隙間がないように詰めます。
竹の皮の上部を折って米が出ないようにタコ糸で縛り、大きな鍋の灰汁に入れていきます。

みんな初めての事で手探り状態。形も大きさも人それぞれで、さらに、竹の皮の大きさがまちまちなので、お米が余ってしまい、最後の巻きはお米がたっぷり入ってパンパンに。
これをじっくり3時間煮込みます。

あくまきを煮ている間に、今度はおこわの準備。

もち米と普通米を合わせて炊飯器に準備し、切った野菜と調味料を入れ、分量の水を入れて二台の炊飯器をスイッチオン!!

そして、アサリのみそ汁。
砂抜きしたアサリをざるにとり、真水でこすり洗いして鍋へ。野菜はネギを買い損ねてカイワレ大根。

みそ汁が出来上がる頃に、おこわが炊けました。味見をしてみるとちょっと薄味。もう少し調味料を足して少し蒸らして再度味見をすると、おいしくなっていました。

さらに、角煮も温めて切り分けましたが、ほろほろと崩れる位の柔らかさでした。
これにゆで卵を添えて盛り付けも出来上がり。

おなかもすいたので、とりあえず、12時過ぎに一斉におこわとみそ汁をよそって、みんなでいただきます。

おなかが適度に満たされた頃、あくまきの鍋をのぞいてみると、ぷっくりといい感じに膨れています。
早速、中を開いて切ってみると、ちゃんと柔らかくできあがっていました。

食後のデザートに、きな粉をつけて食べてみると、しっかりあくまきの味がしました。大成功です!
たくさんできたので夕方帰ってきた営業さんたちに渡すと、みんな喜んでくれました。

さあ、次はなにを作ろうかな!?

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