冬はやっぱりおでん

2018年1月18日 月1スタッフお料理会

寒い1月はやっぱり「おでん」が美味しいよね。
ということで、おでんを作ることを計画していたのですが、数日前から鹿児島は気温18度という春のような温かさ。
それでも、やっぱりおでんが食べたくて強行したのでした。

今回は、前の日から仕込みをしました。

スタッフ12人分を、大きな鍋を2つ使って作りました。

まずは大根の下ごしらえ。
味がしみ込むように、丁寧に面取りをして切りこみを入れて。

そして、下味はいつもの「母ゆずり淡口」。後は1晩じっくり寝かせます。

そして翌日。

さらに、厚揚げやちくわなどの練り物に牛筋も入れて、もちろん茹で卵もたっぷり入れて。

ちなみに、途中で様子を見に来たスタッフが「お肉が足りない!軟骨も入れたい!」と言いだし、急きょ買い物にひとっ走りしたのでした。

気を取り直して、ここで急きょ軟骨の仕込み。

味が染みこみやすいように、一度フライパンで炒めてから鍋に入れます。

そして、ようやく味付け。
お味噌はもちろんいつもの「麦味噌やまぶき」
煮こんでも、味が煮詰まらないので、地元鹿児島では煮物料理に欠かせません。

最後に砂糖を加え、味を調整して後は約1時間、弱火でコトコト煮込んでいきます。

煮こんでいる間、事務所にもいい匂いが漂ってきて、仕事中のスタッフも、お昼が待ちどおしい様子でした。

そして、ようやく12時。
炊き立てのご飯とおでんをテーブルいっぱいに並べて、スタッフ全員で囲んだのでした。

この日は暖かくて、少し汗ばみながらでしたが、あつあつのおでんの味は格別でした。

特に軟骨は短時間でも味がしっかり染みこんで、さらに肉の出汁もでて、しかも麦みそは、豚肉との相性抜群!ご飯もすすんで、ついつい食べ過ぎてしましました。

さて、鹿児島はおでんと言えば「味噌おでん」が主流のようですが、各家庭の味付けは様々。

ちなみに私個人的には、ご飯のおかずにモリモリ食べるなら「麦味噌おでん」がおすすめ。濃厚な味噌味で、ご飯がとってもすすみます。一方、お酒のあてには、ちょっとさっぱりの「母ゆずり淡口」で味付けをした「お醤油ベースのおでん」がよくあいます。特に寒い日は、お湯割りの焼酎がぴったりですよ。

ぜひ、みなさんもご家庭で2種類のおでんを作って、味比べしてみてください。

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