東京で初めて食べた「焼き魚定食」一口食べた瞬間

「昔はよく作っていたけどね・・・」
お盆過ぎに頂いた会員さんからの電話。

 

「毎年お盆に家族が集まるの。そんな時、昔は“煮しめ”や“昆布巻き”とか、大皿いっぱいの料理を並べていたんだけどね。

でも、今では料理も“ひと仕事”になってね。だから近頃は、孫たちが帰ってきても外食がほとんど。娘も、本当はあの“煮しめ”を食べたいな~って言ってくれるんだけどね。」
 その会員さんはとても残念そうに話してくださいました。

 

そうえいえば、最近同じような話をスタッフから聞く機会が多くなってきました。
・時には“昆布巻き”を食べたくてお店で買ってくるんだけど、量が多いし、それにやっぱりいつもの味と違うのよね。
・主人と2人になって“煮しめ”を作っても、結局食べきれないの。だからいつの間にか作らなくなってしまったのよね。などなど。

 

そんな話を聞きながら、ふと昔の思い出がよみがえりました。
小さい時によくかわいがってもらった「加世田のおじちゃんとおばちゃん」に、初めてヨメさんを紹介した時のことを。

 

緊張で脇の下の汗が出ているのが分かるほどの私とヨメさん。
「お前が選んだ娘なんだから。いいじゃないか~」とおじちゃんの一言で一気に緊張が解けたのでした。

 

無事にヨメさんの紹介も終わり、大皿の刺身や“煮しめ”、“昆布巻”など、いっぱいの田舎料理をニコニコ顔で私の前に出してくれたおばちゃん。
 そして、「腹いっぱい食えよ~。よかよか!」、ヨメさんにも「あんたも遠慮しないで食べなさいね~。困ったことがあったらいつでも来なさいよ~よかよか」と芋焼酎で真っ赤な顔になりながら、いつまでも上機嫌だったおじちゃん。

 

今から16年前の話です。

 

加世田は鹿児島市内から車で約1時間30分のところにあります。私にとっての田舎であり、小さい時の思い出がたくさん詰まっている場所。
 一世一代の“挨拶”のあと、おばちゃんがニコニコしてテーブル一杯に出してくれた田舎の大皿料理。“煮しめ”や“昆布巻き”、卵焼きに“煮込み料理”。

 

今回ご紹介する“田舎の大皿料理シリーズ”は、
そんな加世田のおばちゃんがテーブル一杯に出してくれた大皿料理をイメージして作りました。

 

いつものお味噌やお醤油を使った大皿料理を、ご予約頂いた分だけお作りして、出来立てをそのまま一食分ずつ袋に詰めてお届けします。だから食べたい時に食べたい分だけお湯で温めるだけで、いつでも出来立ての味を食べることができます。

 

南国鹿児島で、昔から食べられている懐かしい田舎の家庭料理の味を、ぜひご自宅でゆっくりとお楽しみ頂けたら幸いです。